
こんにちは、Kanon です。今回は…

戸塚陸先生の『放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている』2巻の感想記事です。

詳しく見ていきましょう。
あらすじ
季節は夏。”聖女”と呼ばれる美少女・聖良と、平凡な高校生・大和の二人はマイペースに夏を満喫していた。
そんな中、学校ではカップルが増加する体育祭期間に入り、聖良は大人気。
一方、大和にも転機が訪れ――?
『 放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている 2』戸塚陸 ファンタジア文庫 2021年10月20日 発行 より引用
前巻の復習はこちらからどうぞ!
ネタバレなし感想

twitterのネタバレなし感想はこんな感じでした。
以降はネタバレを含む感想になるので、嫌な方はブラウザバックをお願いいたします。
ネタバレあり感想
プールのシーンで戸塚先生のフェチズムを垣間見ました
今巻では聖良が大和をナイトプールに誘うのですが、大和はもちろん拒否。
そこで聖良が代わりのプールを提案します。
大和は代わりのプールがどこなのか知らないまま、待ち合わせ場所である校門前に集合するのですが、聖良はそのまま校内へ。
そう、夜の学校に忍び込んでプールに入ろうという魂胆です。
そしてふたりは物陰でお互いに着替え合いますが、覗こうと思えば覗けるというこのシチュ…
たまりません。私なら絶対に覗きます。
しかしそこはラノベ主人公。
鉄の理性を以て欲望を押さえつけます。
そうして着替え終わった聖良。
大和の目の前に現れた聖良はなんとスクール水着。
この手のシチュでは基本的にはどの作品でもビキニとか市販の水着に着替え、そしてサービスイラストが添えられるというのがお約束のはず。
そうか…だから学校のプールなんだな…と。
ナイトプールや市民プールでスク水なんか着てたらそれこそ変態ですわな…
学校のプールを選ぶことでスク水を着ててもなんの違和感もないですからね。
しかも途中で見回りが着て不意に密着イベントもできるやないか。
…と思っていたら、本当にその展開が訪れて一人でツボりました(笑)
物語的には両者に独占欲の兆しが?
大和は、体育祭を前にして多くの男子生徒が聖良に告白しようとしていることを知ります。
それを聞いた大和は複雑な気持ちに。
聖良に対して独占欲を抱いていることを自覚します。
一方の聖良も、「大和が環に告白した」という噂を聞き、モヤモヤする羽目に。
お互いが、「相手が自分以外の異性といることを嫌悪している」という感情を抱いていることを確認しあいました。
そうして夏休みに入っていく…というところが今回の大きなあらすじ。
さて…来ますね、夏休み編が。
ラブコメにおいて大体の転換点になるのが夏休み。
そして夏祭りでしょう。
次巻でふたりの関係がどのように変化するのか、楽しみですね。
総評
"尊い"描写が徐々に減り、本格的にラブコメ展開が始まりました。
それはそれで読みごたえがあってよいのですが、1巻のときのようにもっと聖良のギャップというか、聖女な見た目と裏腹な行動を見せてくれると嬉しいですね。
以上、『放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている2』 感想 レビュー ネタバレ でした。