
こんにちは、Kanon です。今回は…

ケンノジ先生の『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』の感想記事です。

以前こちらの記事で紹介しており、実際に読んでみた感想ですね。
あらすじ
隣に幼馴染がいる。
それだけでいい恋物語
「諒くん、正義の味方みたい」
高校二年生の高森諒は通学途中、満員電車で困っている幼馴染の伏見姫奈を助けることに。
そんな彼女は学校で誰もが認めるS級美少女。
まるで正反対の存在である姫奈とは、中学校から高校まで会話がなかった諒だったが、この件をきっかけになぜだか彼女がアピールしてくるように!?
「はい、諒くん。あ~ん」
「……くっついても、いい?」
「無防備って、こういうこと?」
積極的にアプローチをかける姫奈、それに気づかない諒。
「小説家になろう」の人気作――歯がゆくてもどかしい、ため息が漏れるほど甘い幼馴染とのすれ違いラブコメディ。
『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』ケンノジ GA文庫 2020年2月13日 発行 より引用
こんな人におすすめ!
おすすめポイント
- 鈍感系主人公のラブコメが好きな人
- とにかく主人公を振り向かせようと頑張るヒロインが好きな人
- テンポのいい展開が好きな人
- 幼馴染ヒロインが大好きな人

以上のどれか一つでも当てはまる人にはとてもおすすめです!
ネタバレあり感想
幼馴染好きな読者には垂涎必至な作品です
"なろう"発の作品ということで、タイトルに関しては物語の序盤も序盤で回収されてしまいます。
そして、S級美少女を助けたら幼馴染だったということで、幼馴染は過去のとある出来事によりツンデレに代わってしまい、今では口を利くこともなくなってしまい、挙句の果てには顔を合わせれば喧嘩三昧…
という展開はありません(笑)
なんらかの理由により疎遠にはなっていたものの、幼馴染の好感度は最初からMAXの状態で物語は進行します。
好感度MAXのS級美少女がこれでもかとアプローチを仕掛けてくる様子が、割と短い章構成で描かれていますので、作品自体のテンポが良く、スラスラと読み進めることができます。
なので、幼馴染好きな読者にとってはすごく刺さる作品になっていると思いました。
一般的に負けヒロインになることが多い幼馴染キャラですが、本作ではこれでもかと言わんばかりにケンノジ先生の幼馴染ヒロインへの愛があふれ出ていました(笑)
総評
最近のラノベはヒロインの好感度が最初からMAXな作品が多いような気がします。
それに伴って甘々な展開をひたすら堪能することができるわけですが、個人的には最初は好感度0の状態から徐々に信頼を積み重ねていく展開のほうが好きですね。
以上、『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』 感想 レビュー ネタバレ でした。