
恋はわからないものですね。Kanonです。今回は…

岬鷺宮先生の『恋は夜空をわたって』の感想記事です。

詳しく見ていきましょう!
あらすじ
「……あれ、この声、御簾納じゃね?」
ある晩、適当に選んだ配信から流れてきたのは、聞き覚えのある声だった。
小柄なのに大人びた、お洒落な美人。つれない態度のクール系後輩、御簾納咲。
そんな御簾納が生配信!? しかも、話しているのはまさかの“恋バナ”。
リスナーからの相談に乗って、自分の片思いの話までしていて……なんか普段とキャラが違くない!?そのうえ、俺は気付いてしまう。御簾納が話す“好きな先輩”。
それがどう考えても、俺自身であることに……。ラジオが二人を近づけていく、配信青春ラブコメディ!
『恋は夜空をわたって』岬鷺宮 電撃文庫 2021年12月10日 発行 より引用
こんな人におすすめ!
おすすめポイント
- 相手の気持ちを知った状態で進んでいくラブコメが好きな人
- 学園ラブコメが好きな人
- クール系ヒロインが好きな人
- ちょっと青臭いもののそれを微笑ましく見守りたい人

以上のどれか一つにでも当てはまる人にはとてもおすすめです!
ネタバレなし感想

twitterのネタバレなし感想はこんな感じでした。
以降はネタバレを含む感想になるので、嫌な方はブラウザバックをお願いいたします。
ネタバレあり感想
設定が今風なのが斬新
主人公とヒロインの恋模様がヒロインのラジオ配信を通して展開していく、という展開が今風で斬新でした。
リアルタイムでのコメントを拾っていったりと、いかにも配信者っぽいです。
そして、ヒロインの配信を一視聴者として閲覧している主人公がコメントしていたりするのが笑えます。
共感性羞恥心で恥ずか死ぬところだった
主人公の告白は、まさかの自作恋愛ソングをヒロインの番組に流す形での告白!
自分だったらと想像すると、恥ずか死くて悶えていました(笑)
しかしこれもラノベの中、しかも高校生同士の恋愛だということを思うと可愛く見れます。
オリジナルはYoutubeで公開された動画
実はこの作品、先にYoutubeで公開された動画の原作小説という立ち位置になっています。
ヒロインの咲を花守ゆみりさん。
主人公の長谷川を伊藤昌弘さん。
主人公の妹・二胡を岡咲美保さん。
がそれぞれ演じています。

キャスト超豪華…そして声がつくと一層おもしろいからやっぱり声優さんはすごい!
総評
おそらく単巻完結の作品になるかと思います。
うまく物語が締めくくられていて、1杯の満足感がすごく高いです。
移動中や、旅行中などちょっとした時間に読む作品としてものすごくいいかと思います。
以上、 『恋は夜空をわたって』 感想 ネタバレ レビューでした。