
こんにちは、Kanonです。今回は…

平坂読先生の『妹さえいればいい 13』の感想記事です。
あらすじ
そして、新しい日常が始まる。
冬が終わり、季節は春。
主人公達はそれぞれ、新しい一歩を踏み出していた。
新シリーズを発表した不破春斗。
出版社ブランチヒルに入社し、ついにプロの編集者となった白川京。
大学のTRPGサークルでオタサーの姫と化した羽島千尋。
そして10万文字のラブレターによって何かを掴んだ伊月は、今度こそ本物の主人公になるべく精力的に小説を書き続けていた。
ゲームして旅行して酒を飲み、仕事して、恋をする。
同じようで変わりゆく、新しい日常が幕を開けた。
大人気青春ラブコメ群像劇、いよいよ最終章――前編!!
『妹さえいればいい 13』平坂読 ガガガ文庫 2019年9月23日 発行 より引用
ネタバレあり感想
最終章、前編ということで…
登場人物たちの関係がまとまっていき、フィナーレへの準備が始まったというところでしょうか。
アシュリーと海津の結婚式も描かれ、伊月も那由多へプロポーズ。
残る大きな問題と言えば…
伊月が主人公になる瞬間。京の物語。そして春斗との関係ですね。
伊月の物語に関しては、ぷりけつとの再タッグという伏線も残っているので、おそらくこれがフィナーレで回収される伏線なのでしょう。
14巻で完結することが明言されているので、次の巻で描かれるのはほぼ確定。
というわけで今巻のメインは京でしたね。
編集者としての人生を歩き始めたものの、上手くいかないことばかり…
そんななかで春斗に告白されます。
自分に自信が持てない京は、「一人前の編集者になれたら付き合いましょう」という約束を春斗と交わします。
これで京と春斗の物語も少しは前進。最終的な結末は最終巻で描かれるのでしょう。
総評
いよいよシリーズも完結ですね…
少し…いやかなり寂しいですが、どんな終わり方を迎えるのか期待!
以上、『妹さえいればいい 13』 感想 レビュー ネタバレでした!