
こんにちは、Kanonです。今回は…

平坂読先生の『妹さえいればいい 8』の感想記事です。

詳しく見ていきましょう!
あらすじ
土岐健次郎、切腹……!?
年が明け、『妹のすべて』のアニメ化発表が着々と近づいていたある日、なにげなくエゴサーチをした伊月が見たものは「妹すべ、アニメ化決定!」という新刊の画像付きツイートだった。
その画像の出所はなんとギフト出版の公式サイトで……。
伊月やアニメ関係者からの信用を失ったGF文庫編集部が放つ、起死回生の一手とは……!?
伊月や土岐がアニメに翻弄される一方で、春斗や京、他の新人作家たちの物語も進んでいき、千尋の心にも大きな変化が訪れて――。
『妹さえいればいい』 平坂読 ガガガ文庫 2017年9月25日 発行 より引用
動き続ける青春ラブコメ群像劇、第8弾登場!!
ネタバレあり感想
大きく関係が変わる余波のある今巻
今巻では千尋と春斗の周りの人間関係が大きく動き出しそうな予感がありました。
千尋のほうは、刹那が探し求めている「千年に一人のケツの持ち主」の"女の子"の似顔絵が土岐に渡り、土岐は「千尋じゃね?」と気づいてしまいます。
また父親から「そろそろ妹と明かしては?」と促されたり、春斗と秋葉原デートに出かけたりと、変化の兆しが多く見られましたね。
一方の春斗は、コミケ会場で自分の作品のキャラにコスプレしている京を見て興奮したり、新刊の発売日に書店へ様子見に来た初の姿を見て惚れそうになったりとリア充している様子(笑)
実は千尋が女の子だとわかっている読者の目からすると、四角関係が形成されそうな予感がビンビンしておりますね。
あとは今巻ではあまり深く語られませんでしたが、京・那由多・蚕がルームシェアを始めたのが、今後物語にどう影響するかですね。
個人的に笑ったシーン
土岐健次郎のお漏らし
はい。土岐さんが伊月のアニメ化をSNSで発表日よりも前に誤爆してしまうという事件。
これ、どうも実話らしく『妹さえいればいい』のアニメ化を担当の岩浅さんがタイムリーに誤爆してしまったようですね(笑)
作中で語られた経緯もほとんど実話っぽくて、あとがき読んで笑いが止まりませんでした。
アシュリーのマッサージ機
千尋がアシュリーの部屋を掃除しているときに見つけたピンク〇ーター。
無邪気にアシュリーに千尋は「なんですか?」と聞きます。
それに対して「マッサージ器」だと説明するアシュリー。
そしてあろうことかそのままマッサージ器を持ち帰る千尋(笑)
後日春斗と秋葉原へ出かけた際に、春斗の腰痛の話になり、またも純真無垢な千尋は持ち歩いていたピンク〇ーターを取り出して春斗に差し出しますw
ここのシーンのカントク先生の絵なんですが、ばっちり笑顔の千尋の手に乗った ピンク〇ーター の絵面がやばすぎてまたも爆笑でしたw
総評
今巻で千尋の話が中心に描かれたということは…
次巻あたり、いっちゃう感じですかね?
以上、『妹さえいればいい 8』 感想 レビュー ネタバレでした!