
こんにちは、Kanon です。今回は…

平坂読先生の『妹さえいればいい 4』の感想記事です。

詳しく見ていきましょう!
あらすじ
『妹のすべて』のアニメ化が決定し、さらにはコミック化も決まり絶好調の羽島伊月。
しかし満場一致でコミカライズ担当に選ばれたマンガ家・三国山蚕にはとんでもない秘密があり、それはぷりけつや可児那由多、そして何故か普通の女子大生の白川京まで巻き込んだ珍騒動へと発展していくのだった。
果たして伊月は、初めてのメディアミックスという荒波を無事に乗り越えることができるのか!
そして伊月と那由多との関係にもついに変化が……!?
大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第4弾!
今、すべてを懸けた戦いの幕が上がる!
『妹さえいればいい 4』 平坂読 ガガガ文庫 2016年3月23日 発行 より引用
前巻の内容はこちらから!
ネタバレあり感想
新キャラ・蚕の登場!
平坂先生の語る本巻が頭悪いという要素の9割くらいを占めているのがこのキャラw
伊月の妹好きに引けを取らないレベルで、下着フェチな女の子です。
頭に載せたリボンは実はパンティ。
パンティを(変態仮面風に)かぶってでなければ絵を描くことができない。
といった「大丈夫なのかこれは…」といった内容がひたすら描かれます。
これは平坂先生にしかできない…(笑)
伊月と那由多の関係の変化
前巻で那由多への気持ちを認め、図らずもその気持ちを聞いてしまった那由多。
いわゆる「両片想い」状態へ突入したことにより、ふたりの関係性に変化が見えます。
これまでは無鉄砲に愛情突撃していた那由多でしたが、伊月の気持ちを知ってからは照れが入り混じるようになりました。
「相手に好意があるかわからない状態であれば無鉄砲に突撃できていたけど、好意があるとわかるとむしろ照れる」
これが那由多の可愛いところなのかもしれません。
自分は那由多が無鉄砲に突撃していたころのアプローチをされると引いてしまいそうですが(笑)
総評
本巻のラストで、京が編集部でバイトを始めるかのような描写があります。
もしや次の巻のメインヒロインは京…?
この作品は登場人物がたくさん群像劇なので、巻ごとにスポットの当たるキャラが変わるのがまたおもしろいですよね。
一つの作品だけど、いろんな主人公・ヒロインを楽しめておトク感があります。
いまのところ京が一番好きなヒロインなので、期待したいです!
以上、『妹さえいればいい 4』 感想 レビュー ネタバレ でした!