
こんにちは、Kanonです。今回は…

暁なつめ先生の『戦闘員、派遣します 2』の感想記事です。
あらすじ
転送されてから約二ヶ月。
六号は【チャックマン】などという不名誉な二つ名を払拭しようと実物の見せびらかしに奔走し、スノウは愛剣のローン返済のため、新たな金づるに媚びていた。
そんな中、【おちんち〇祭】をうまく起動できないグレイス王国は深刻な水不足に陥っていた。
これを六号の責任であるとしたティリスは水製石が採掘される隣国トリスへ彼らを派遣したのだが……
【チョンマゲ】という六号渾身の盛り上げ芸が粗相と見なされ、なぜか相手から宣戦布告を受けて!?
そしてこの窮地を救うのは――アリス&デストロイヤーのメカコンビ!?
『戦闘員、派遣します! 2』暁なつめ 角川スニーカー文庫 2018年6月1日 発行 より引用
『このすば』コラボ短編も収録!! アホがごった煮の第二巻。
ネタバレあり感想
まず、グレイス王国の水不足は、ひとこと「おち〇ちん祭り」と言えば解決する問題なんです。
けれどもティリスは意地でも言おうとせず、六号が「おちん〇ん祭り」と言わせようとけしかけられても、頑なに言おうとしないのが面白かったです。
そして、グレイス王国の水不足問題を解決するために、隣国のトリスへ六号たちは派遣されます。
そこでお金と権力のために体を売る気満々のスノウの強欲っぷりがこれまた面白いw
そしてまたも六号のバカな行為によってトラブルが発生。
トリスの王子にチョンマゲを食らわせ(ティンコを頭に載せるあれ)を披露し、グレイス王国はトリスから宣戦布告を受けてしまいますw
最終的に戦争はアリスと、このすばの読者であればおなじみのデストロイヤーによって回避。
水不足の問題は、六号の下衆な策を行使し、水を扱う魔王軍幹部・ラッセルを捕虜にすることで解決しました。
総評
この世界は一度高度な文明によって栄えた後滅び、そして今のファンタジー的世界になったことが今巻で仄めかされていました。
そしてキメラのロゼは過去の文明の遺産なのでは?と想像を掻き立てられます。
物語の後半の重要人物になりそうな気がしますね。
以上、『戦闘員、派遣します!』 感想 レビュー ネタバレでした!