
こんにちは、Kanon です。今回は…

三河ごーすと先生の『義妹生活 5』です。

詳しく見ていきましょう!
あらすじ
兄妹だけど、それだけじゃない。
誰にも知られてはいけない、二人だけの秘密の生活が始まった。
兄妹のようで恋人のようでもある、名前をつけられない関係を育む悠太と沙季。
自分の都合を押しつけたりせず、かといって抱え込みすぎもせず、適切に頼り合いながら、お互いに理想のパートナーでいようと試みる二人。
初めてのデート、不慣れなファッション、友達の誕生日会、そしてハロウィン。
様々な出来事を通して、同じ時間を過ごす中で、異性に期待せず生きてきた二人に少しずつ『変化』の兆しが見え始める。『義妹生活 5』三河ごーすと MF文庫J 2022年4月25日 発行 より引用
また周囲の人間も、徐々に彼らの『変化』に気づき始め……?
前巻の復習はこちらからどうぞ!
ネタバレなし感想

twitterのネタバレなし感想はこんな感じでした。
以降はネタバレを含む感想になるので、嫌な方はブラウザバックをお願いいたします。
ネタバレあり感想
ついにお互いが…
異性として好きであるということを自覚しましたね…!
沙季はこれを心の中で義父に。
悠太はこれを口に出して新庄に。
まずはそれぞれ気持ちを打ち明けました。
ハロウィンというシチュエーションと工藤先生が良いキャラを出してました
まずはハロウィンということで仮装者が溢れる雰囲気や特別な空気感が相まって、シリアスではないのですが、"魔が差す"ような空気が漂ってましたね。
そんななかで現れたのが、悪魔の仮装をした工藤先生。
ハロウィンの空気の中で開放的になり、原始的な欲求に素直になる人間の心理について解説したうえで、悠太に対してひとつ呪いの言葉を書けます。
賢すぎるキミたちにもアホになれる呪いをかけてあげよう
この言葉に後押しされる形で、悠太と沙季は一線を越えます。
このとき、「妹ではなく。俺は綾瀬沙季にキスをした。誰も見てない家の中。」という3文が背徳感も醸し出していて、とても印象的でした。
総評
3,4,5巻で、このふたりはトントン関係を発展させていきますね。
三河先生曰く、これからもふたりの関係は変わっていくということで、今後どうなるのか楽しみです。
ここまではいい方向へ発展させつづけているのですが、そのうち悪い方向へも関係が変化しそうで怖いですね…
そして周りの人間も気になります。
丸と真綾は実はオンラインでつながっているのでは…?
読売先輩は悠太へ恋心はないのか…?
藤波さんのメインの役割はもう終わってしまったのか…?
まだまだ畳まれそうにない物語に、これからも期待大です!
以上、『義妹生活 5』 感想 レビュー ネタバレ でした。