
こんにちは、Kanon です。今回は…

午前の緑茶先生の『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい1~バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める~』の感想記事です。

以前こちらの記事で紹介しており、実際に読んでみた感想ですね
あらすじ
趣味の読書を通じて友人になった学校一の美少女・斎藤玲奈と田中湊。
ただの友達のはずが、二人の距離は少しずつ縮んでいくことに!
ある日、恋愛に不器用な湊は、バイト先の先輩女子に恋愛相談することになり――でもなぜか彼女の顔は真っ赤で……?
「……べ、別に気にしないで。続けて、田中さん」
(こんなに私のことを想ってくれてるなんて……んーっもう!)
相談相手が想い人本人だと気付かず、ひたすらに募った想いを本人に語って照れさせる!無自覚系ラブコメディ開幕!!
『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい1~バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める~』午前の緑茶 HJ文庫 2021年7月1日 発行 より引用
こんな人におすすめ!
おすすめポイント
- 両片想いで砂糖多めな恋愛モノが好きな人
- 勘違いラブコメが好きな人
- 基本的に主人公とヒロインのふたりの視点のみで展開するラブコメが好きな人
- クーデレ系ヒロインが好きな人

以上のどれか一つでも当てはまる人にはとてもおすすめです!
ネタバレあり感想
両片想い×勘違い
出会った瞬間から両片想いというわけではないのであしからず…
最初はお互いに異性として興味はないのですが、「本」という共通の趣味を通して仲を深めていきます。
そして肝心の勘違い要素ですが…
最近は主人公、ヒロインのどちらかの感情が相手に筒抜け系のラブコメが流行していますよね。
ロシデレがその火付け役でしょうか。
この作品ではヒロインのほうが主人公の本心を図らずも聞けてしまい、あまつさえ自分についての相談事をひたすら解決していくという展開。
そんなヒロインの玲奈は学校で主人公の湊と接するときはツンケンした態度なのですが、アルバイト先では親身に湊の相談に乗ります。
湊の相談事とはもちろん玲奈に関することで、玲奈とどう接し方に関するものです。
そして、湊からの相談を受けるたびに、嬉しさと恥ずかしさに身を悶えさせるギャップがこれまた可愛い。
今巻のラストでは湊への恋心を自覚し、これから玲奈はどうしていくのだろう…?
というところで終わります。
総評
この手の作品は、「はよくっつけ…」という気持ちで俯瞰するものだと思っています。
一方で両片想いモノはいよいよくっつける展開になるところまでは、ある程度バリエーション豊富にエピソードを生み出して読者を悶えさせることができるので、今後もそう簡単に主人公とヒロインをくっつけることはなく、焦れ焦れ展開を繰り広げてくれることでしょう。
以上、『 俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい1~バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める~ 』 感想 レビュー ネタバレでした。