こんにちは、Kanon です。
今回紹介する作品は、第6回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門【大賞】作の『陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ』です。
この作品を見つけたきっかけなのですが、@yuki_tomo624さんの感想ツイートと、このツイートへの反応から購入を決意。
結果として大満足。
ぜひとも続編を読みたい作品でした。
それでは詳しく見ていきましょう。
どんな人におすすめ?
- 青春やり直しタイムリープモノが好きな人
- 清楚系巨乳美人お嬢様ヒロインが好きな人
- 現在社会人でブラック企業ネタが理解できる人
- 学園青春ラブコメが好きな人
以上のいずれかに当てはまる人には、間違いなく刺さる作品です。
「ロシデレ」作者の燦々SUN先生も推薦!
きっと誰もが素直に主人公を応援したくなる。
そんな小説は、意外と貴重なのではないかと思いました。
https://sneakerbunko.jp/series/in-reve/
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あらすじ
ブラック企業に勤めあげること12年。
身も心もボロボロになっていた主人公の新浜心一郎はついに残業中に死を覚悟するほどの発作に襲われる。
死の間際に思ったことは…青春時代の後悔。
そして意識を失い、再びそれを取り戻したとき、心一郎は14年前の実家の自室にいた。
今度こそ青春時代を謳歌する。
そう決意し再会した憧れの美少女・紫条院春華はあの頃と変わらず天真爛漫で可愛いかった。
しかし彼女は、未来では酷いイジメにあい、命を絶ってしまっていた。
それを知る心一郎は、未来を変えるべく奔走する!
手に入れた大人メンタルと社畜力で、二度目の青春にリベンジする物語、開幕。
という感じです。
すでに気になった人はこちらからどうぞ!
感想
今巻では文化祭がテーマになっており、文化祭を通してメインヒロインの紫条院さん含め、クラスメイトたちとの交流を深めていくのが大筋のお話。
過去では陰キャだった心一郎が、未来で得た社会人スキル(もとい社畜スキル)を活用して文化祭の企画を進行していく様は見ていて痛快です。
また、文化祭の企画に一役買った動機が、紫条院さんのためというのがまた、読者が心一郎を応援したくなる気持ちを駆り立てます。
以下、詳細です。
ブラック企業ネタが実体験かと思うほどリアル(笑)
先生本人の体験なのか、想像なのか…
ブラック企業ネタがとてもリアルです。
ブラック企業独特の採用ページの文句、進まない会議を体よく収めるくだりや、プレゼンテーションで難癖付けられないよう徹底的に事前準備をしたりといったくだり、ブラック企業でなくとも社会人であればだれしも経験があるはず。
経験がある分、より鮮明にイメージが湧いて人ごとに思えないのがまたリアルさを浮き彫りにしています。
紫条院さんがとにかくいい子!かわいい!
物語の冒頭で、紫条院さんが未来では帰らぬ人になっていて、その原因も語られます。
その背景を知ったうえで物語中の紫条院さんの言動を見ていると、とにかくいたたまれなくなります。
そして、なんとしても悲しい未来を回避してほしいなと、心一郎の行動を応援したくなれます。
こんなかわいくておっぱい大きくて優しい女の子が学生時代リアルにいたらな…いないけど…
個人的にはサブヒロインである風見原さんのキャラもとても好きです。
総評
今巻のラストでは、頑張った主人公をヒロインが膝枕するという王道展開で幕を閉じます。
まだ二人の恋心はお互いに認識しておらず、各々の胸の中に好意が芽生えつつある状態。
ここから物語がどう進んでいくのか、とても楽しみです。
どうやらWeb版には続きがあるようなのですが、基本的に気に入った作品は書籍化を待って購入し、作家さんにより良い作品を書いてほしいので、続巻が出るのを待つことにします。
だからみんなも買おうね!ほんとに!
以上、『陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ』の感想・レビューでした。