
こんにちは、Kanon です。
今月も月末がやってきました…ということは、毎月の推しラノベの時期です!
今回も今月読んだ作品の中から、特に人におすすめしたい作品を3つ紹介していきたいと思います!
ただ…時空のゆがみが発生しておりまして、2月の対象はこの記事を書いているタイミング的に、2/1~2/20に当ブログにて感想記事を公開している作品となっております。
2/21以降に投稿される感想記事の作品については、3月のノミネート候補とさせてください。
今月刊行の新刊からの選抜ということではありませんので、そこはあらかじめご了承ください。
それでは参ります!
今月のベストヒット3傑
今月、特に刺さった作品は、次の3作品でした。
- 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』 シリーズ
- 『陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ』
- 『青のアウトライン』
以下、詳細です。
『 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 』著: 燦々SUN 絵: ももこ
どんな作品なの?
才色兼備で孤高の存在、アリス・ミハイロヴナ・九条こと通称・アーリャさん。
ロシア人の父と日本人の母から生まれたハーフで、ロシア語ペラペラである。
そんなアーリャさんは近寄りがたい雰囲気を発しており、基本的にアーリャさんに話しかける生徒はおろか、愛称の"アーリャ"で呼ぶ人物もいない。
そう一人を除いて。
主人公の久世政近は、アーリャさんと隣の席同士で、孤高のアーリャさんが唯一まともに話す相手であった。
政近は才色兼備ということはなく、ポテンシャルは高いものの基本的にやる気はなく、いつもヘラヘラゆるゆると日々を過ごしており、そんな態度の政近に対してアーリャさんはいつも怒っている…ように見えるのだが…
実は怒っているように見えて、ときどきボソりとロシア語でデレているのであった。
「政近はロシア語が分からない」
そう思って油断していたアーリャさんなのだが…
実は政近はロシア語を話せる…
けど、実は毎回デレてる内容が分かっているということを今更言えるわけもなく、今日も政近はアーリャさんのデレを食らいつつもロシア語が分かっていることを悟られないよう、照れた感情を顔に出さないよう戦っているのであった…
もっと詳細な感想について気になる方は、過去記事をご覧ください。
『陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ』 著: 慶野由志 絵: たん旦
どんな作品なの?
ブラック企業に勤めあげること12年。
身も心もボロボロになっていた主人公の新浜心一郎はついに残業中に死を覚悟するほどの発作に襲われる。
死の間際に思ったことは…青春時代の後悔。
そして意識を失い、再びそれを取り戻したとき、心一郎は14年前の実家の自室にいた。
今度こそ青春時代を謳歌する。
そう決意し再会した憧れの美少女・紫条院春華はあの頃と変わらず天真爛漫で可愛いかった。
しかし彼女は、未来では酷いイジメにあい、命を絶ってしまっていた。
それを知る心一郎は、未来を変えるべく奔走する!
手に入れた大人メンタルと社畜力で、二度目の青春にリベンジする物語、開幕。
という感じです。
詳細な感想について気になる方は以下の記事からどうぞ。
『青のアウトライン』 著: 日日綴郎 絵: むっしゅ
どんな作品なの?
柏崎侑里の絵は、あらゆる人に賞賛・あるいは酷評される。それは、見た人全員に何かを思わせる魅力があるからであり、それが正の感情・負の感情を問わず、人の心に留まる存在感を放つ。
それこそが天才たるゆえんであり、絵の上手いか下手かでしか判断されない凡人との違いである。
そして、画家を目指す主人公・小宮宗佑は、そんな幼馴染の才能に、憧れと嫉妬の感情を子供のころから何年も抱き続けてきた。
天才と凡人。
それぞれの価値観は時にぶつかり、ときに交わりながら、凡人は天才に挑み続ける。
という感じです。
詳細な感想について気になる方は以下の記事からどうぞ。
総評
今月もすべての作品がラブコメ作品でしたね。
『青のアウトライン』以外は主人公がヒロインのために献身的に頑張るという姿がカッコよく、ヒロインはとても可愛い姿を見せてくれるというものでした。
そんな中、『青のアウトライン』は若干特殊…
この作品を"ラブコメ"に分類していいものかどうかは疑問が残ります。
もちろんラブの要素があるのですが、コメディ要素はあまり強くなく、むしろ登場人物たちが思春期の中でそれぞれのアイデンティティを確立していく様を見せられるので、ラブコメではなく"ジュブナイル"が正しいジャンルのような気がします。
今月の3冊はいずれも続きがものすごく気になる作品ばかりなので、ぜひ続刊を待ちたいと思います。
以上、『【2022年2月】毎月の推しラノベ!!』でした。