毎月の推し

【2022年1~3月】 四半期ベストラノベTOP5!

こんにちは、Kanon です。

1年早いもので、すでに1/4が終了しました。正月休みが昨日のような感覚なのにね…

当ブログも開設して早3か月が経過しようとしています。

ところで、1/4が終わったということは、企業の場合四半期ごとの決算がありますよね。

それにならって当ブログでも、開設した2022年1月~3月までの四半期でのおすすめラノベベスト5を紹介しようと思います!

ノミネート作品

どの作品も面白く、ベスト5をいきなり選ぶのは難しい…

ということで、まずはベスト5を選ぶにあたって、いくつか作品の絞り込みをかけることにしました。

絞り込んだ対象ですが、【毎月の推し】シリーズで紹介していた2022年1~3月9作品をまずはノミネート作品として紹介したいと思います。

  • 『ひだまりで彼女はたまに笑う。』 シリーズ 著: 高橋徹 絵: 椎名くろ
  • 『天使は炭酸しか飲まない』 著: 丸深まろやか 絵: Nagu
  • 『優雅な歌声が最高の復讐である』著: 樹戸英斗 絵: U35
  • 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 』著: 燦々SUN 絵: ももこ
  • 『陰キャだった俺の青春リベンジ 天使すぎるあの娘と歩むReライフ』 著:  慶野由志 絵: たん旦
  • 『青のアウトライン』 著:  日日綴郎 絵: むっしゅ
  • 『美少女とぶらり旅』 著:青季ふゆ 絵:いちかわはる
  • 『君は僕の後悔』シリーズ 著:しめさば 絵:しぐれうい
  • 『きみは本当に僕の天使なのか』 シリーズ 著:しめさば 絵:緜

各作品の詳細は各月の推しシリーズをご覧ください!

【毎月の推し】シリーズでは優劣をつけることはなく、「毎月読んだ作品のうち、ずばぬけて面白い3作品」という観点で選定していたのでそこまで悩むことはありませんでした。

しかし、今回は5つに絞ったうえで順位を付けないといけないのでものすごく悩みました。

1位、2位はすぐに決まりました。

しかし3位と4位と5位が難しく、何度も順位を入れ替えました…

こうして悩みに悩んだ結果選ばれたTOP5作品を発表します!

5位

第5位は『ひだまりで彼女はたまに笑う。』シリーズです。

人を笑顔にすることが好きな主人公が、何とかヒロインを笑顔にしようと試行錯誤し、実行する姿がとても微笑ましいです。

作者の高橋先生が明言されているように、会話のテンポが小気味良いので、すらすら読み進めることができます。

主人公とヒロインの距離感がまた絶妙で、最初は友達未満、次は友達。

その次の友達以上という関係に進もうとするにつれて、主人公・ヒロイン共に慎重になり始めているあたりも、現実の恋物語らしさが出ていて個人的には好みです。

この作品の詳しい内容はこちらの過去記事をご参考に。

4位

第4位は『天使は炭酸しか飲まない』です。

普通のラブコメではなく、「惚れ癖」のひどいヒロインと、「触れた相手の好きな人が分かる」という不思議な力を持つ主人公という、それぞれが特殊なキャラ付けがされていて、見事に他のラブコメ作品と差別化されています。

この作品の詳しい内容は過去記事をご参考に。

本っっっ当に第4位の『ひだまりで彼女はたまに笑う。』シリーズとは僅差で、ほぼ差はありません。

3位

第3位は『きみは本当に僕の天使なのか』シリーズです。

5位の『ひだまりで彼女はたまに笑う。』と4位の『天使は炭酸しか飲まない』と比べたときに、この作品のほうがやや登場人物たちの心理描写や物語の構成が優れているな…という結論に最終的に至りました。

ただし、この感想はあくまで私の個人の見解で、もちろん 『ひだまりで彼女はたまに笑う。』 『天使は炭酸しか飲まない』 も文句なく素晴らしい作品です。

この作品の詳しい内容は過去記事を参考に。

2位

第2位は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』です。

感覚としては、5,4,3位との間に厚い壁が一つあって、この作品という感じです。

ロシア語でデレればわからないと思っているヒロインですが、実は主人公はロシア語をわかっており、何を言っているのか全て分かっているという、アンジャッシュのコントの逆のような状態。

そしてロシア人のハーフというキャラ付けと、デレるとロシア語というキャラ付けがものすごく斬新で、これまでのラブコメとは一線を画してるなと思います。

作品の詳しい内容は過去記事をご参考に。

また燦々SUN先生の武器だと思うのですが、キャラを動かすのが上手です。

小説は基本的に1人の視点(というか感情にフォーカスして)で描かれますが、この作品はキャラそれぞれの視点にうまくフォーカスが当たったり、ギャグ回では劇の脚本を読まされているような、俯瞰して目線での表現がとても読みやすい作品だと思います。

それを可能としているのは、どのキャラが今何を考えていて、次にどう動くのか?をおそらくですが計算して作品を構成しているからなのではないかと推測しています。

つまり、キャラ付けの強さ×構成力という2本柱で作品の面白さを支えていると言えるでしょう。

確実にアニメ映えする作品に違いないので、絶対にアニメ化するべきだと思うんですけどね…というかそのうち絶対来る。

1位

第1位は『君は僕の後悔』シリーズです。

感覚としては、2位のアーリャさんとの間に1つ分厚い壁があって、この作品という感じです。

つまり、2022年1~3月の四半期において、私個人としては圧倒的でした。

ただそれは好みによるところが大きいです。

私は、登場人物たちの心理をじっくり読まされたうえで、物語が展開していくという構成が好きで、基本的にその構成だと高確率で"刺さり"ます。

なので、もしかしたらアーリャさんのほうが面白いという人が世間一般では多いのかもしれません。

それはさておき…

先に触れたように、この作品は思春期の少年・少女の深層心理をこれでもかと見せつけられます。

登場人物たちの心理をじっくりと読者に理解させてくれますが、登場人物同士は相手が何を思っているのか全く分かりません。

こうして物語の最後の最後で、登場人物同士が気持ちを明かし合うところで、心を通わせていく様を見て、読者の数だけそれぞれが違う感想を抱くのではないかと思います。

詳しくは過去の記事を参考に。

総評

順位をつけるというのはどうしてもおこがましいと思ってしまいますが、それと同時に楽しくもあります。

次は2022年4~6月 での四半期ランキング。

新たな作品と出会えるのがとても楽しみですね。

年末には 四半期ランキング 名前を連ねた20作品をノミネート作品とした、年間ランキングも作成したいな。

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