
こんにちは、Kanonです。今回は…

ロシデレ5巻の感想記事です!
あらすじ
「……わたしだよ。さーくん」遂に訪れた初恋の人との再会。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん5』 燦々SUN 角川スニーカー文庫 2022年12月1日 発行 より引用
マリヤが"あの子"であると認識した政近は、彼女への思いを巡らせる。
そんな思い出いっぱいな夏休みも明け、征嶺学園は二学期へ突入!
会長選に多大な影響を与えるという学園祭に向け政近はアーリャさんをフォローしようとするのだが、クラスメートと自ら距離を詰める彼女の姿に心を掻き乱される。
「もしかして……妬いちゃった?」
そう言って悪戯っぽく笑うアリサに、更に心は掻き乱されて──。
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、恋模様が揺れ動く中、
会長選にも新たな動きが!? 波乱の学園祭編、スタート!
前巻のおさらい
ネタバレあり感想
本筋は学園祭"編"の開幕!
今巻のお話としては、
・アーリャさん、バンドに参加する
・生徒会長選挙に絡む有希とのクイズ対決
の二本立てでした。
あらすじにもあるとおり、今巻から学園祭"編"がスタートしていて、クイズ対決に関しては決着がついたものの、バンドに関してはまだ決着が着いていない状態です。
個人的に続きが気になるのが、自由時間に文化祭を一緒に回ろうとアーリャさんと政近が約束したこと。
アーリャさんがバンドメンバーの男の子たちとの親睦を深める姿に政親は嫉妬してしまい、そんな政近のことを思ってアーリャさんから持ちかけたこの約束。
多分、告白イベントに近い何かが起こるのではないかと期待してるんですよね…
お色気パートもますます増量
政近の初恋の彼女がマーシャさんだと発覚したことで、マーシャさんも政近に積極的にアプローチを仕掛けるようになります。
それによってかお色気カットも増量。
男性読者にとっては嬉しい限りです。
余談ですが、お色気シーンではないのですが「こいつら今テックスをしとるんや」のシーンは声を出して笑いました。
恒例の最後のロシア語
今巻の最後でアーリャさんが言ったロシア語は、『ни за что』でした。
意味としては、『絶対』『断じて』みたいです。
これを前後の会話と繋げると、
「この場でその返答は…暗に、催促してるようにしか思えないんだが?ここは男らしく、婚約を申し込むべきですかねぇ?」
政近のどうだと言わんばかりの反撃に、アリサは小馬鹿にしたように顎を上げる。
「バ〜カ」
そして、左手の指で髪を弄びながら言った。
「絶対よ!」
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん5』 燦々SUN 角川スニーカー文庫 2022年12月1日 発行 より引用
という感じでしょうか?
いや〜かわいいですね…!!
総評
今巻は笑いありお色気あり加熱する選挙戦と大満足な内容でした。
学園祭"編"ということで、残りの伏線は6巻に持ち越し。
6巻の内容はバンドの本番ステージと、自由時間でのデートでしょう。
おそらくデレばかりではなく、何かしら波乱もあるのだと思いますが…どんな内容になるのか楽しみです!
以上、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 5』 感想 レビュー ネタバレでした。