
こんにちは、Kanon です。今回は…

平坂読先生の『妹さえいればいい 2』の感想記事です。

詳しく見ていきましょう。
あらすじ
俺達はアニメの原作を書いてるんじゃない!
妹バカの小説家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。
気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。
彼を取り巻く可児那由多やぷりけつ、白川京や義弟の千尋といった個性的な面々も、それぞれ悩みを抱えながら日々を生きている。
そんな中、伊月の同期作家で親友・不破春斗の『絶界の聖霊騎士』のテレビアニメがついに放送開始となるのだが――。
妹と全裸に彩られた日常コメディ、第2弾登場!!
『妹さえいればいい 2』平坂読 ガガガ文庫 2015年7月22日 発行 より引用
前巻についてはこちらの記事からどうぞ
ネタバレあり感想
物語全体として
今巻のラストはかなり重めな展開。
某SHIROBAKOに登場する茶沢さんが関わっていたのか、春斗のアニメ化は大爆死…
春斗は悲しさのあまり泣き崩れますが、それを救ったのは京でした。
「頑張ったけどダメだったら悲しいことぐらい、わがります!」
自分が春斗の立場だったら、この一言にほんとに救われると思います。
カントク先生の絵も相まって、迫力満点なシーンでした。
そして春斗は京のことを異性として気になり始めます。
個人的に2巻でおもしろかったシーン!
メイド & 妹アシュリー
伊月と春斗は伊月宅を訪れたアシュリーと邂逅。
そこでアシュリーは春斗の性癖・「メイドフェチ」を暴露し、伊月にも「お兄ちゃん」呼びして喜ばせているところがたまりません。
メイドに全く興味がないと発言した伊月に過剰な反応を見せる春斗。
アシュリーのお兄ちゃん呼びに異常な喜びようの伊月。
爆笑しましたw
言い訳メール
原稿が上がらない言い訳をメールで送ろうとする伊月。
自分は全く悪くないとばかりの高慢なメール内容や、性病を言い訳にしているところで吹きましたw
あげく自分を性病に罹らせた相手の写真として京にアへ顔ダブルピースの写真を求める伊月。
人としてどうなんだそれはというw
結局編集者の土岐に見つかり、編集部の監禁部屋へ連行される始末。
お約束感もあってとてもよきでした。
総評
各キャラ同士の関係性も徐々に変わりつつ締められた本巻。
春斗と京。
そして千尋と刹那にも接点が!
次巻以降も目が離せません!
以上、『妹さえいればいい 2』 感想 レビュー ネタバレでした。