こんにちは、Kanon です。
今回は『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 5.5』の感想記事です。
本巻は『5.5』ということで本編ではなく、サイドストーリーの短編集ですね。時系列的には、真昼と周がくっつく前の時間軸での物語です。
それでは例のごとくあらすじを…と言いたいところなのですが、今回は短編集がゆえに、あらすじがありません。
16本の一話完結の短編集ですので、今回はあらすじではなく、各話タイトルとひとことでなんの話なのかについて紹介しようと思います。
各話タイトルとひとことあらすじ
- 好きなものは好きで何が悪い ~周くんが真昼に隠れて本を買ってきます~
- 日課と思い出の食事 ~天使様の料理ノート~
- みんなの知らない良い所 ~私だけが知っていればいい~
- お掃除大作戦再び、そして事件 ~天使様の天使様が天使様しちゃうお話~
- 人をダメダメにするのはどちら ~人をダメにするソファが実家から届いたようです~
- 幼い頃の不安と、今の安堵 ~男の膝枕~
- 油断しがちな天使様 ~天使様の天使様が当たっています~
- 夜更かしはわるいこです ~天体観測をします~
- 裏側の決意と感傷 ~実は優太は…?~
- 二人の過ごし方 ~干渉しない関係っていいよね~
- 昼下がりの微睡みと真昼の好奇心 ~狸寝入り~
- 友だちの恋模様を見守るのも大変です ~「あーこれだからふたりは」by千歳~
- 天使様にも苦手なことはある ~天使様がテレビゲームに挑戦するようですよ?~
- お泊りと昔話 ~千歳と樹~
- かつての後悔とこれからの希望 ~真昼と樹~
- その声は反則です ~電話ごしのふたり~
これだけ読めばきゅんするの間違いなし
お掃除大作戦再び、そして事件
ひとことあらすじのとおり、天使様の天使様が天使様しちゃう系のお話です。このお話の序盤は、まじめに掃除に取り組んでいて、合間に真昼が周に飲み物を飲ませてあげたりと、いつもの「両片想い可愛い~」な展開です。
しかし、お風呂場での掃除の際に、天使様の天使様が天使様しちゃいます。
このシーンでも、普段の天使様のお話からすると相対的に刺激強めなのですが、その後天使様が周のスウェットに着替えます。
しかし、周のスウェットは真昼には大きく、前にかがんだりすると、再び天使様の天使様が天使様してしまいます。
それに耐えかねた周は慌ててお風呂へ逃げ込むというのがこのお話です。
『天使様』の醍醐味である両片思いの状況での、片方がもう一方を不意にときめかせるような展開に加えて、普段に比べて刺激強めな天使様のサービスシーン…
読者からすると、ご馳走様という感想しかありません(笑)
総評
短編集で、しかも各話10~20ページほどの文量なので、すらすらと読めます。
また一話で完全に完結するストーリなので、どのお話から読んでも楽しむことができるかと。
あとがきによると、次巻はまた本編のようなので、次巻以降も目が離せません。
ところで…
祝!! 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 』 アニメ化!!
Web小説のころから応援していた作品なので、本当にうれしいです!!
今後の情報が楽しみです!!